飯塚康代
「こころ」は能登に…

珠洲市から福島に帰ってきて、半月以上経ちました。 そろそろ、能登での体験が少し過去のものになっても良い頃だと思うのですが、 私のこころは、未だ、能登にあります。 それほどに、人と人との繋がり、温かさ、人のいのちの深さ、尊 […]

続きを読む
飯塚康代
設立への想い

代表の飯塚康代です。私がFCC設立を行った理由を、簡潔にまとめたいと思います。 プロフィールを見ていただくとわかると思いますが、私は世田谷区教育相談室にて臨床心理士として働いていました。 1994年に福島に移住し、まず驚 […]

続きを読む
未分類
「祖父母の苦しみ。戦争とは」~終戦から80年に寄せて~

私の祖父は、戦争前、日本人でただ一人、世界一大きい海外船舶に乗船しており、機関長と副船長を兼務していました。ところが、開戦後は、召集により海軍副司令官となってしまいました。それは、どういう意味を持つかと言うと、今まで同僚 […]

続きを読む
飯塚康代
「父の姿」

私の父は、戦争前の中国、大連で産まれました。祖母は妊娠3ヶ月の時に、風疹に罹患してしまい、父を産むことが恐怖そのものだったと聞いています。 産まれてきた時、直ぐに全身がアトピー性皮膚炎に被われ、痩せこけて、見るも無惨な姿 […]

続きを読む
お知らせ
講演会開催のお知らせ

11月9日に本宮市で講演会を開催いたします。詳細は上記をご確認ください。

続きを読む
飯塚康代
大自然と命なるもの

ある方が苦しんでおられました。 その方は、大学でも、大学院でも、大地における放射能汚染の 生き物に与える影響を調べ、論文にされてきた方でした。 下記に述べさせていただきますが、 私と同じ、大地が抉られ傷つき果てて行くのが […]

続きを読む
飯塚康代
お会いしている方に育てられるということ

私が、臨床心理士になる前、東京で、河合隼雄先生も二代目を努められた、臨床心理学を学ぶ研究所に通っておりました。 福島に来るまでに、何百、何千と言う時間を学びと育ちに、費やして参りました。 その時、慈母のように感じた、ここ […]

続きを読む
飯塚康代
頑張ること 踏ん張ること2

「頑張れ!」が適している方々はどんな方でしょうか それは、上昇するエネルギー、可能性、等々に満ちていて、ご本人も、等身大の自身、つまり、「できない自分」と「できる自分」、両方を十二分にわかっている人、その上で、さらに自己 […]

続きを読む
飯塚康代
頑張ること 踏ん張ること

私の母が、末期癌で亡くなる少し前、 母を姉と慕う、妹のような方が、 母に声を掛けました。 「頑張れ!」と。 その方は、心から、応援するつもりで、おっしゃいました。 でもその時、母は絞り出すような声でこう言ったのです。 「 […]

続きを読む
飯塚康代
等身大の自分

本当に、人として力のある方は ご自身のことを、「できる人」として評価しません。 なぜなら、できるようになればなるほど できないことが、わかるからです。 わかればわかるほど、わからないことが増えていく。 それは、ビー玉のお […]

続きを読む
飯塚康代
わかるということ

人間を、見た目・表情・何を成したか等の評価・力の強さ…等々 「見えるもの」で判断するのは とても危険だと思います。 人のこころは深いです。 そして、理解することは、不可能です。 どんなに踏ん張っても、命懸けになっても 果 […]

続きを読む
飯塚康代
自分の傷を知ることとは

夢を見ました。 沢山のスカイブルーのビー玉があり、その 一つ一つは、人の命を表していていました。 健康な人は、自分のビー玉が薄ぼんやりとしか見えませんが、 精神的に傷ついているなど、苦しみなどを抱えている人は、自分のビー […]

続きを読む