真のカウンセラーとは

昨年、私が20代の時にカウンセリングをしてくださっていた方が、お亡くなりになられました。
8年間、カウンセリングを受け、東京から福島に転居する際に、終わりにした方でした。

お亡くなりになる前、お会いすることは叶わず、亡くなられて後に、知ることとなりました。

そのショックは図り知れず、思い出すだけで、心が痛く重くなり、どうにもならないほどしんどくなります。

もう、終結して30年以上経つのにです。

私は、その方のカウンセリングを受けなくなってからも、自身の人生の節目で悩んだり迷ったりした時には、その方が導いてくださっていました。

私にとっての真のカウンセラーと言っても過言ではない存在だと思います。

真のカウンセラーとは、このように、お会いしていた方の命そのものと関わりを持ち、カウンセリング後も、その方を支え続ける存在なのではないかと思います。

そこには、心の底からの信頼が不可欠だと思います。
真に信頼されうる存在となることは、容易なことではありません。

命と共にあること。
常に自身に問い続けねばならない、大きな命題です。