等身大の自分

本当に、人として力のある方は

ご自身のことを、「できる人」として評価しません。

なぜなら、できるようになればなるほど

できないことが、わかるからです。

わかればわかるほど、わからないことが増えていく。

それは、ビー玉のお話しの際にも、お伝えさせていただきましたが

ハッキリ見えれば見えるほど、ビー玉の傷が見える。

つまり、不完全な自分が、見えてくると言うことです。

「自分はできる人間だ」と自慢したくなっている方

力の誇示をしたくなってしまう方は

本当の、等身大の自分自身なのか

自身の内側に、目を向けてみてください。

例えると、自分の身長分の高さではなく、

何メートル、下手したら何十メートル、何百メートルもの

自分が、見えるかもしれません。

逆もしかり。

本当は、自分の計測した身長分あるのに、

ちっちゃな小人や、蟻さんみたいに見えているかもしれないし

砂粒にも満たないように、見えているかもしれません。

等身大の自分を見いだすのは、難しいですね。