「こころ」は能登に…

珠洲市から福島に帰ってきて、半月以上経ちました。
そろそろ、能登での体験が少し過去のものになっても良い頃だと思うのですが、
私のこころは、未だ、能登にあります。
それほどに、人と人との繋がり、温かさ、人のいのちの深さ、尊さを、
感じたからなのではないかと思います。
私は“支援者”という名目で入らせていただきましたが、
実は、私の方が、皆さまから、たくさんのかけがえのない
体験した者でないとわからない自己存在のあまりのちっぽけさ
それに比して、いのちそのものの愛おしさを突き付けられ
その“際”に常に立たされている感がありました。
だから、忘れられないのだと
こころが能登に未だあるのだと
そう思うのです。