飯塚康代

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「父の姿」

私の父は、戦争前の中国、大連で産まれました。祖母は妊娠3ヶ月の時に、風疹に罹患してしまい、父を産むことが恐怖そのものだったと聞いています。 産まれてきた時、直ぐに全身がアトピー性皮膚炎に被われ、痩せこけて、見るも無惨な姿 […]

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大自然と命なるもの

ある方が苦しんでおられました。 その方は、大学でも、大学院でも、大地における放射能汚染の 生き物に与える影響を調べ、論文にされてきた方でした。 下記に述べさせていただきますが、 私と同じ、大地が抉られ傷つき果てて行くのが […]

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お会いしている方に育てられるということ

私が、臨床心理士になる前、東京で、河合隼雄先生も二代目を努められた、臨床心理学を学ぶ研究所に通っておりました。 福島に来るまでに、何百、何千と言う時間を学びと育ちに、費やして参りました。 その時、慈母のように感じた、ここ […]

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頑張ること 踏ん張ること2

「頑張れ!」が適している方々はどんな方でしょうか それは、上昇するエネルギー、可能性、等々に満ちていて、ご本人も、等身大の自身、つまり、「できない自分」と「できる自分」、両方を十二分にわかっている人、その上で、さらに自己 […]

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頑張ること 踏ん張ること

私の母が、末期癌で亡くなる少し前、 母を姉と慕う、妹のような方が、 母に声を掛けました。 「頑張れ!」と。 その方は、心から、応援するつもりで、おっしゃいました。 でもその時、母は絞り出すような声でこう言ったのです。 「 […]

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等身大の自分

本当に、人として力のある方は ご自身のことを、「できる人」として評価しません。 なぜなら、できるようになればなるほど できないことが、わかるからです。 わかればわかるほど、わからないことが増えていく。 それは、ビー玉のお […]

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わかるということ

人間を、見た目・表情・何を成したか等の評価・力の強さ…等々 「見えるもの」で判断するのは とても危険だと思います。 人のこころは深いです。 そして、理解することは、不可能です。 どんなに踏ん張っても、命懸けになっても 果 […]

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自分の傷を知ることとは

夢を見ました。 沢山のスカイブルーのビー玉があり、その 一つ一つは、人の命を表していていました。 健康な人は、自分のビー玉が薄ぼんやりとしか見えませんが、 精神的に傷ついているなど、苦しみなどを抱えている人は、自分のビー […]

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真のカウンセラーとは

昨年、私が20代の時にカウンセリングをしてくださっていた方が、お亡くなりになられました。8年間、カウンセリングを受け、東京から福島に転居する際に、終わりにした方でした。 お亡くなりになる前、お会いすることは叶わず、亡くな […]

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カウンセラーとして

人の人生や命に責任を負うと言うことは、とても重い責任を担うことです。 私は、そのような生業を担っていると、常日頃より痛感しております。 面談で人とお会いすると言うことは、面談に何年来られている方とであっても、その方ご自身 […]

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